ランニングはだんだん速くなってきた感じがする

同棲

毎朝5時に起きてランニングが習慣になったのかな。毎日60分のランニングが続く。彼女は40分のランニングだ。「10キロ40分で走ってよ。20分遅いよ」と言われ15分のアドバンテージをもらってスタートするが追い抜かれる日々だ。ところが、今朝は俺がゴールのカフェに速くついた。

15分のアドバンテージで抜かされなかったとうことは、ある程度速くなってきたのだろうか。たかだか1週間のランニングでそう簡単に行かないと思うけどね。きっと彼女のスタートが遅れたのだろうと思った。カフェについた彼女は息も上がらずに「あれ、着いていたの」と不思議そうな顔をしている。

俺も不思議だった。心臓も足も慣れてきた感じなんだろうか。ランニングはいかにスピードを維持できるかで勝負は決まる。スピードを維持するためにはスタミナと脚力以外にあるのだろうか。だんだんおもろくなってきた。そこで、ランニングシューズとウエアを買うことにした。

なんでも、かっこからかもしれない。彼女はプロのスタイルで走っている。俺はスウェットの上下というダサい格好で走っている。カフェで朝食を食べて帰宅してランニングウエアを洗濯機に入れて回す。それから二人でシャワーを浴びて、お風呂でマッサージをしてあげて、バスローブでソファーに座っていたら「あのね。明日からハンデは10分ね」と言い出した。「いいよ」といったけど、明日からまた追い抜かれる日々になるのだろうか。10キロだから勝負できるかもしれない。20キロだったらどうなるのだろうか。

勝負の行方は俺の訓練にあるのかもしれない。彼女は俺より速くカフェで待っているのがいいみたいだ。くそーーーー。こうゆう、優越感に浸りたがる女には注射しないとね。「え、なに。もう一回なの」といっていたけど、ムカついたからソファーにドギースタイルで中に思いっきりミルクを注射してあげた。朝のランニングに男と女の時間を楽しむのがいい感じだ。

ボーとしている彼女を抱きながら、「明日も負けないから」といったけど、勝てるかな。「ねえ、会社行きたくなくなるから、マッサージだけにして」と言われたけどやめないよ。

ランニングにはハンデあるけどね。東京マラソンに出れるように頑張ろう。

 

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