引越は新しい生活へのターニングポイント!

やばいくらいに疲れた引越2回目だよ。春江は新聞販売会社を退職して事業を始める準備をしている。引越業者はなんと佐川急便だよ。

恐ろしい話だよ。ピンポーンとなると、佐川の皆さまがやってきた。引越もやっていたのね。

聞いてみたら、オフィスの引越専門らしいのだけど、無理言ってお願いしたみたい。なんといっても、引越先は隣なんだよね。

ダンボールに詰め込んだ荷物をひたすら運び出し入れる。受け入れは春江で荷物を出すのは俺なんだよね。

引越し荷物が入り、元の部屋を磨く。風呂場とトイレは先にやっておいたから、ひたすら窓を吹き、床を拭く。

5時間の格闘が終わり腹が減った。香織から「ご飯できてるよ」と電話が来て食べに行くと魅惑の料理が並んでいる。

美味すぎる。香織は料理の達人でもあるのか?春江も美味いけど、レベルが違う。

ムール貝のワイン蒸しは最高に美味しい。スープにパスタをつけ麺のようにして食べる。そして、さらに残りのスープにご飯を入れて、チーズをふりかけ焼く。リゾットの完成だ。これには、拍手だよ。簡単だけど、美味すぎる。

腹ごしらえをして、新しい部屋に行き家具のセットアップ終了。ダンボールを開けてとにかくしまう。

完了だよ!ここまで、12時間だよ。疲れた。春江はソファで寝始める。昼ごはんをガッツリ食べたから腹減らず。

俺も春江のとなりで寝始める。気がつけば、朝の5時だった。

春江が時計を見て「ははははは」と笑い出す。おの笑い声で起きた。「よく寝たね」と言いながら歯を磨き、化粧を落とす。

シャワー浴びて出てくると、「今日のランニングはやめる」というのだ。雨の日も雪の日も走っている春江がなんでランニングをやめたのか!

「今日から新しい生活が始まるよ。だから、残りの片付けを早く終わらせて、新生活をスタートだよ」

なるほどね。流されないということか。ここで、一回切るのだね。区切りか?

春江はベットメイキングをして、俺はダンボールを紐で縛り片付けた。

5時から初めて8時に完璧に終わり、いつとこカフェに行く。そこには、常連さんが待っていた。
「あれ、今日は走ってないの?」
「昨日から引越しで疲れたからね」
「お母さんと妹さんは先に帰ったよ」
走ってたんだね。二人の朝食はサラダ、厚焼きトースト、スクランブルエッグとコーヒーだ。

朝食を食べながら、春江に聞いた。
なんで、弁当屋と新聞屋さんで働いたのかと。

春江は「低賃金で働く人の悩みと、なぜ低賃金の職場にしか就職できなかったのか?低賃金で働いてもらうためには、人材を維持するシステムがあるはず。それが何かを見つけるため働いた。新聞屋さんは、様々な経歴の人が集まる会社でしょ。だから、労務、総務が大変なのよ。人数はいないから、少数精鋭でやらないとだめなのよ」と働いてきた目的教えてくれた。

さすがだよ。先を見通している。行動は早い。決断も早い。香織はさらに早い感じだね。

「これから、香織と勝負ね」
「え?なんの勝負?」
「香織と別々のブランド作るから」
「は?競争するの?」
「そうよ」
「なぜ?」
「目の前に競争相手がいないと、短期で成功しないからよ」

おいらは、完璧に巻き込まれている。就職してる場合か?と思っていたら、広告会社から正式に内定を出すから来いとの電話があった。

内定証書をもらいに行くことになった。なぜか春江も同行することになった。なんで来るの?

via PressSync