新潟の旅 湯沢温泉は最高にいい温泉だ!

新幹線に乗り温泉に向かう。新幹線の中はスキー客で満席だ。その中になぜか鞄だけの二人が乗る。彼女は、新幹線の中で温泉のことで頭がいっぱいなのだ。大変意外なことにアジアのお客様が真新しいスキーウエアをきながらスキー場に向かっている。これって、今ブームなのだろうか。タイ、ベトナムの若い人が楽しそうに、騒いでいる。これって、いいことだと思うけどね。

温泉が好きなのはわかっている。最初にご褒美と言われて連れて行ってもらったのか那須の温泉だ。温泉に浸かっていたのはわずかに30分でそのあとは、ホテルで初めてのデートでセックスだった。

あれから、月日が経ちもう引き返せない関係になっている。彼女は俺を年下扱いしない。対等に接して来る。これが年上の技なのかはわからないけれども、すごく心地いい。

たまに、ゼミの飲み会で遅くなるときも待っている。「お帰り」と笑顔で言われるとなんとも言えずホッとするのだ。

さっきまで、温泉の泉質についての講義が行われていたが、大宮を過ぎたら寝ていた。日頃の疲れかな?俺負担かけてるかな?そう思いながら寝顔を見ていた。

国境のトンネルは長く暗かった。そのトンネルを越えると雪国のはずだが雨の降る雪国だ。雪が溶ける。そう思いながら、車窓の外と彼女の顔を交互に見ながら湯沢に向かった。

湯沢駅のアナウンスがあったら、自然と起きた。「よく寝たよ」と言いながら「へへ」と笑う。「何してたの?」と聞くから「雪見てた」とこたえた。
湯沢の駅ではバスが迎えに来ていたが、乗ったのは二人だけだった。みんな車で来るのかな?

バスに揺られて45分たち、温泉宿についた。すごい雪だ。雪見酒、雪見温泉に期待が膨らむ。部屋に案内されてから、管内の説明があり夕食は18時にした。早くないかと思ったけど彼女の指定した時間だ。文句はない。

温泉に入りに行くため浴衣と丹前に着替える。困ったとに、彼女の服を脱がしている時に息子はでかくなる。それを触りながら、「元気に息子ね」と笑いながら触る。「したくなるからやめて」といえば、「お風呂ではしないからね」と釘が刺された。彼女の下着姿は見てるだけで興奮だ。

温泉は最初から家族風呂に入った。内風呂と露天風呂がある。家族風呂にも露天風呂があることに感激していた。湯沢温泉にはいろんな温泉宿があるけどここは別格なのかもしれない。帳場で鍵を借りて二人で温泉にはいる。

カラダを洗いゆっくりと露天風呂に浸かる。雨は少し雪になりかけていた。「雪の壁が好き」と彼女は呟いた。北海道育ちの彼女は雪がないと寂しいらしい。「雪の温泉が最高よ」とかなり熱い温泉に雪を入れ始めた。温度調整は雪なのか?

「ねえ、最初はどう思った」
「最初?最高の女性と知り合えたと思ったよ」
「うそ。年増の女に食われたと思ったでしょ」
「いいえ。国宝級のカラダを誰にも渡さないと決めましたけど」
「わたしが国宝級?」
「そう思いますけど」
「それなりに努力してますのよ」
「どんな風に」
「セックスも運動ですよ。毎日、あなたに抱かれているでしょ。幸せよ!そして、腹筋も鍛えられるしね。ストレスも吹き飛ぶから効果絶大ですよ。パートナーがいない女は老けるよ。確実にね」
「俺も、充実しているな。今の生活が楽しくてさ」
「ありがとう。あなたと暮らせることは神様のご褒美よ」
そう言って彼女のカラダを抱きながら露天風呂に浸かる。最高の幸せ。
時々、雪を入れながらはいる温泉が最高。

何だかんだ長湯しすぎたかもしれない。少し、フラフラする。湯あたりだなと思った彼女は、俺を湯船から上げて、露天風呂の縁に座らせた。タオルに雪を入れておでこに巻かれた。

「こんな時は頭を冷やすのよ」
「かなり冷たいけど」
「それがいいのよ」
と言いながら、元気をなくしてダラーリとぶら下がるたま二つを口に含みながら、大きくなった息子をくわえる。彼女の頭が動くごとにお湯は大きな胸によって波をつくり俺の体にかかる。

「ここではやめよう」
「なんで?」
「続きができないよ」
「もう大丈夫だよ」
「お部屋に戻る?」
「そうしよう」

着替えて部屋に戻る途中に茶店がある。雪の中にビールが刺してある。きゅうりもある。
「あのさ、いっぱいどーかな」
「え!これからご飯出るよ」
「あと、2時間あるじゃん」
「少しだよ」

そう言いながら、小瓶一本を飲んだらめちゃ美味い。きゅうりは塩たたきにしてもらう。そして、白菜の漬物を一口食べたら「冷酒1合」と注文したら「二合にして」と切り替える。

越乃寒梅の地元限定の酒らしい。これまた、めちゃ美味い。やばい。止まらない。

お互い追加したかったけどやめた。
部屋に戻りソファに横になった。ほろ酔い加減の二人はまったりと重なり合っていた。

「質問なんだど、俺と同棲しょうと決めたのは、何がポイントでした?」
「いい質問だね。たった一つだよ。わたしを大事にしてくれると確信したから」
「一生大事にしますよ」
「あなたのサポートをするのがわたしの役目。あなたには、玄関開けたら楽園にしてあげないとあけない。それが妻の務めよ」
「ありがたいな」
「あなたの両親は反対しないかしら」
「話してあるから大丈夫だよ」
「就職して経済的に自立したら結婚だな」
「結婚したら仕事やめるからね」
「いいけど、俺が帰るまで何してますの?」
「のんびり、主婦してますよ」
「どこに引越ししましょうかね」
「会社に近い方がいいのだけどね」
「それなら、どこかな!月島、築地?」
「そのあたりはいいけど、家賃高くないかな?」
「最初はどこにしますかね」
「今の場所は遠いな。70分かかる」
「ならば、安くて近いところを探そう」
そう言って彼女はパソコンを取り出した。Wi-Fiは完璧な旅館だ。検索すると月島、築地は高くて狭い。電車で30分圏内で、安くていいところ!そんなところあるわけないだろと思っていたけどあった。
赤羽だ。ここは2LDKで10万の物件がある。

「赤羽は候補だね。居酒屋、スーパーは24時間営業だよ。しかも、物価安いぞ」
「物価安いの?」
「小さな商店が沢山ある。ほら、ここの八百屋さん安いよ」
写真の値札を見る限りやすい。東京駅まで28分だし。

あーでもない、こーでもないと話しながら彼女の口から強烈な質問が来た。

入社式に女房持ちはいるのかな?というものだ。たしかに、いないだろうな。
「広告、新聞は普通にいるよ」
「マジで」
「筑紫さんがそうでしょ」

そうなんだ!よく知ってるよな。感心するよ。
いろんな話をしながらパソコンで調べながら話していたらあっという間に夕食の時間だ。

お部屋に料理が運ばれてくる。
「さっきのお酒飲もうよ」
「6合ぐらいですかね」
「一升瓶空くよ」
「そんなに飲む」
「運動するでしょ」
「しますけど」

さて、どれくらい飲むのか?
どんな話になるか?
楽しみだよ。
ゆっくり飲みましょうね。
酒強いんだよね。北の女はこんなに強いのか?

via PressSync