気が付けば隣に春江がいるのだ。そして、春江はおいらに絡みつくように寝ている。何時だろうかと気が付けば、iPhoneのめざましが鳴りひびく。「うーん」と起きた春江が「おはよう」と言うと「ランニングに行こうか」と言って起きて俺を起こす。布団をあげて着替えてランニングに行こうと思ったら、香織もランニング姿で待っていた。
香織の身長は168センチでやたらと脚が長い。すらっとしたランニングスタイルである。そして、春江はいつものスタイルである。そして俺が先に走り出す。10分遅れで春江と香織が走り出す。すると、すぐに追いついてきた。
「亀さん、先にカフェにいるからね」と言って颯爽と二人が走り去って行った。春江の見慣れたヒップラインと香織のヒップラインを比較してみていた。春江のヒップラインの方がいいかな。香織のヒップラインは鍛えている感じがする。さて、荷物が届けばまた春江と二人で暮らせるな。もうちょいだな。と思いながら走る。
でも、ちょームカつくのだ。抜かされて亀さんはないだろ。
春の湘南の朝は最高に気分がいい。この季節のランニングはちょーいい気分。だけどね。冷静に考えてみたら、ランニングよりサーフィンの方がいい感じなんだよね。サーフィンしたいなと思いながら必死に走ってみた。
カフェではすでに朝食を食べ終わっている。「遅いよ」とにこやかに言われてムカつく私。カフェのおじさんんたちは二人の体をつま先から頭まで舐めるようにみていた。だよね。このスタイルは注目されるよね。
コメント